ランドセルの耐久性で差がつく!6年間安心して使える条件とは
ランドセルの「耐久性」、気になっていませんか?
「6年間壊れずに使えるか不安」「軽いランドセルってすぐ壊れそう…」と悩む方は少なくありません。本記事では、ランドセルの耐久性に影響する素材や構造、選び方のポイントをわかりやすく解説します。
この記事を読めば、壊れにくく、6年間安心して使えるランドセルの選び方が明確になります。ぜひ最後までご覧ください。
「すぐ壊れる…」は避けたい!ランドセルが壊れる原因とは
どこが一番壊れやすい?ランドセルの故障しやすい箇所を解説!
ランドセルが壊れやすい箇所には共通点があります。それは、毎日の通学や使い方によって、少しずつダメージが蓄積されていくことです。
- 背カンや肩ベルト
背カンは、ランドセル本体と肩ベルトをつなぐ重要なパーツです。重い荷物を入れたり、無理な体勢で背負ったりすると、破損の原因になります。また、肩ベルトなど引っ張る力が集中する部分も壊れやすいポイントです。教科書やタブレットなど、重たい荷物が肩ベルトに負担をかけてしまいます。
- 「大マチ」の型崩れ
「大マチ」と呼ばれる教科書を入れる部分も、壊れやすい箇所です。重たい荷物をぎゅうぎゅうに詰めたり、上から押すことで形がゆがみ、マチの部分がへこんでしまうことがあります。
- 錠前
ランドセルの錠前(じょうまえ)とは、ランドセルのカブセ(フタ)と本体を留める金具のことです。荷物を詰め込みすぎた状態でフタを無理やり閉じ、金具を留めると、錠前を差し込む生地が傷むだけでなく、金具自体が破損することもあります。
こうしたトラブルは一度起きると修理が必要になり、通学に支障が出ることもあります。だからこそ、「壊れにくい構造かどうか」「力がかかる部分に補強がされているか」は、購入時にしっかり確認しておきたいポイントです。
これ選べば間違いない!耐久性の高いランドセルの条件
素材でこんなに違う!ランドセル3大素材を比較
ランドセルの耐久性は、使われている素材によって大きく異なります。主に使用されているのは「人工皮革」「本革(コードバン・牛革)」「ナイロン」の3種類です。
- 人工皮革
クラリーノという素材が主流で、軽くて水に強いのが特徴です。表面のコーティングにより傷にも強く、扱いやすさが魅力ですが、本革に比べるとやや型崩れしやすい傾向があります。
- コードバンや牛革
本革ならではの高級感と丈夫さが魅力です。特にコードバンは「革のダイヤモンド」と呼ばれるほどの強度があり、6年間しっかり形を保ちやすい素材です。ただし、重さや日々のお手入れが必要になるため、扱いには注意が必要です。
- ナイロン製ランドセル
軽さが魅力のナイロン製ランドセルですが、「壊れやすそう…」と不安に感じる保護者も少なくありません。
しかし、最近では耐久性にこだわった高品質なナイロン素材が登場しています。
それぞれの素材にメリットがありますが、「軽さ」「丈夫さ」「扱いやすさ」のバランスを考えると、ナイロンのような新素材は、これからのランドセル選びにおいて注目の選択肢です。
大マチ・コーナーの補強でここまで変わる
ランドセルの型崩れを防ぐには、「大マチ」や「コーナー部分」の補強がとても重要です。これらの部分は教科書やノートがたくさん入るスペースで、常に重さがかかる場所だからです。
たとえば、大マチが補強がされているもの、丈夫な芯材が入っているものを選ぶと、荷物の重みが分散され、形のゆがみを防ぎます。さらに、角(コーナー)部分が二重になっていたり強化パーツを使っていたりすると、床に置いたりぶつけたりしても角がへこみにくく、全体の型崩れも起きにくくなります。
肩ベルトが支える“毎日の負荷”
ランドセルの耐久性を大きく左右するのが「肩ベルト」です。子どもが背負うたびに体とランドセルをつなぎ、重さを支える重要なパーツとなります。
肩ベルトは、ただのベルトではありません。子どもの動きに合わせて柔軟にフィットする設計であることが理想です。
毎日の通学で何度も使う部分だからこそ、「目に見えない強さ」がランドセルの寿命を左右します。肩ベルトの作りにも、しっかり目を向けて選びたいところです。
耐久性も軽さもどちらも大切にしたい……Rikomonの「リュッセル」がおすすめ
「軽いランドセルは壊れやすそう…」「でも、重すぎると毎日の通学が心配」 そんなママの声に応えて開発されたのが、Rikomonの『リュッセル』です。
- 「ナイロン中空糸」は6年間安心して使える最強素材
素材には、糸の中が空洞になった「ナイロン中空糸」を採用。通常のナイロンに比べて約30%も軽量化されており、驚くほどの軽さと強さを兼ね備えています。
- 「ナイロン×人工皮革」だから、さらに安心
カブセ(フタ)・肩部分の人工皮革はTEIJINコードレ社のタフガード®を使用しています。本革より軽量で、強度と耐久性にも優れています。また撥水性が高く、雨の日でも安心して背負えます。汚れたときにはサッと水拭き。お手入れも簡単です。
- 芯材を2倍に!耐久性アップ
メイン収納上部に強靱な芯材を入れて補強しています。さらに2026年モデルでは中に入れる補強芯材も強化!厚みを約2倍にし、より強い素材に変更しました。また。底面に底鋲を追加。汚れから守ります。
- 無段階で調整できるショルダーベルトで、体にフィット
一般的なランドセルのベルトは穴で調節するタイプが主流ですが、リュッセルはリュックサックのような無段階調整。お子さま一人ひとりの体型にぴったり合わせることができます。
デザイン性も高く、性別や好みに左右されにくいシンプルで洗練されたフォルムが魅力。高学年になっても飽きずに使えると好評です。カラーバリエーションも豊富で、ナチュラル系からビビッドなカラーまで、親子どちらの希望もかなえてくれます。
「軽さ」と「丈夫さ」どちらも大切にしたい方へ。ランドセル選びに迷ったら、Rikomonの『リュッセル』を選択肢に入れてみてください。
長く使う人はやってる!ランドセルを長持ちさせる3つの工夫
知らないと劣化が早まる!? お手入れのNG習慣
ランドセルをきれいに保ちたい気持ちは大切ですが、やり方を間違えると逆に劣化を早めてしまうことがあります。実は、何気ないお手入れがランドセルを傷めていることもあるのです。
正しいお手入れ方法は、家庭用の洗剤を染みこませた布で軽く汚れをふき取るだけで十分です。雨の日に濡れた場合は、風通しのよい場所でしっかりと乾かすようにしましょう。丁寧に扱うだけで、ランドセルの持ちは大きく変わります。
雨・汚れ・衝撃を防ぐ「小さなひと工夫」
ランドセルを長持ちさせるには、日々の使い方にちょっとした工夫を取り入れることが効果的です。とくに、雨や汚れ、落下などのちょっとした衝撃から守るだけで、劣化のスピードを抑えることができます。
たとえば、雨の日はランドセルカバーをつけておくと、表面を水から守ることができます。最近では透明タイプやデザイン性のあるカバーも増えており、子どもも嫌がらずに使ってくれることが多いです。
こうした小さな工夫を毎日積み重ねることで、ランドセルは驚くほど長く使えます。少しの意識で、6年間きれいな状態をキープすることも十分可能です。
「壊れた…どうしよう」に備える!購入前に見るべき保証内容
6年間保証の落とし穴とは?
多くのランドセルには「6年間保証」がついていますが、内容をよく確認せずに購入してしまうと、いざというときに「保証対象外です」と言われてしまうことがあります。
以下のポイントをおさえて、保証内容をしっかり確認しましょう。
- ポイント① 子どもの不注意による破損は対象になる?
自分で落として壊してしまった場合や、子ども同士のトラブルで壊れたケースなどは、保証外となることがあります。メーカーによって対応が異なるため、事前に確認しておきましょう。
- ポイント② 保証書をなくしたら修理してもらえない?
うっかり保証書を紛失してしまった場合でも対応してくれるかどうかは、メーカーによって異なります。購入時に確認しておくと安心です。
- ポイント③ 修理にかかる期間はどれくらい?
修理の所要期間はメーカーによってさまざまです。期間が長くなることもあるため、修理中に代替品を貸してもらえるかどうかもチェックしておきましょう。
保証内容は、ランドセル選びの大切なチェックポイントです。購入前に細かい部分まで目を通しておくことが、6年間の安心につながります。
関連記事:【最新版】ランドセルの保証内容徹底ガイド | 6年間安心して使うための保証の選び方
ランドセルの耐久性に関するQ&A
Q1. 軽いランドセルは壊れやすいって本当?
軽いランドセルがすべて壊れやすいわけではありません。大切なのは、軽さと同時に耐久性を保つ工夫がされているかどうかです。
たとえば、軽くするために素材を薄くしすぎていたり、縫製が甘い場合は壊れやすくなります。しかし、最近では軽くて丈夫な素材も増えています。Rikomonの「リュッセル」では、軽さと強度を両立したナイロン中空糸を採用しており、型崩れしにくい設計です。
構造や素材にこだわった軽量ランドセルなら、6年間しっかり使えるものもたくさんあります。
Q2. 人工皮革と本革、どっちが丈夫?
A.どちらも適切に作られていれば十分に丈夫です。ただし、それぞれに特徴があります。
人工皮革は軽くて水に強く、扱いやすいのが魅力です。とくに「クラリーノ」は、軽さと耐久性を両立しており、雨の日でも安心して使えます。
一方、本革(牛革やコードバン)は、表面がしっかりしていて強度が高く、使い込むほど風合いも増していきます。ただし、水に弱く重さもあるため、日々のお手入れが欠かせません。
「丈夫さ」を重視するなら本革が有利ですが、「軽さ」と「メンテナンス性」を考えると、人工皮革も十分選ぶ価値があります。家庭のライフスタイルに合った素材を選びましょう。
Q3. 丈夫さとコスパ、どちらを優先すべき?
A.理想は、丈夫さとコスパのバランスが取れたランドセルを選ぶことです。どちらかに偏ると、あとで後悔してしまうことも。
たとえば「安さ」だけで選ぶと、すぐ壊れて買い替えが必要になる場合もあります。一方で、重すぎる高級品では、子どもが使いにくく感じることもあります。
Rikomonのように、「軽さ・耐久性・価格」のバランスをしっかり考えて設計されたランドセルは、親子どちらにとっても納得のいく選択肢になります。価格だけでなく6年間の使いやすさを考慮して選ぶことが大切です。
【保存版】耐久性大丈夫?ランドセル選びに迷ったときのチェックリスト
6年間使うランドセル、失敗したくないですよね。そんなときは、以下のチェックリストを活用してみてください。あなたのお子さんにぴったりのランドセル選びが、グッと楽になります。
耐久性チェック
- 背カンに強度がある
- 大マチ(教科書を入れる部分)が補強されている、もしくは芯材が入っている
- 角(コーナー部分)がしっかりしている
- 錠前がしっかりしていて壊れにくそう
- 肩ベルトが柔軟でフィットする設計になっている
素材チェック
- 軽くて丈夫な素材が使われている(例:クラリーノ、ナイロン中空糸など)
- 水濡れや汚れに強い素材かどうか
- 本革の場合、重さやお手入れのしやすさも考慮できている
お手入れ・日常使いの工夫
- 素材に合ったお手入れ方法を把握している
- 雨の日はランドセルカバーを使うなどの工夫ができる
- 家の保管場所が風通しのよい場所になっている
保証・アフターサービス
- 6年間保証の内容をしっかり確認した
- 不注意による破損時の対応範囲を理解している
- 修理中に代替ランドセルを貸してくれるか確認済み
バランスの見極め
- 丈夫さとコスパのバランスが取れていると感じる
- 軽さ・使いやすさ・価格、すべてが納得できる内容
- デザインもお子さまが気に入っている
「軽さ×丈夫さ」のバランスならこれ!
Rikomonの「リュッセル」は、ナイロン中空糸採用&無段階調整ベルトで、軽さと耐久性を両立。シンプルで飽きのこないデザインも魅力です。
【まとめ】6年間安心して使えるランドセルの選び方とは?
ランドセルの耐久性は、素材・構造・日々の扱い方・保証内容など、いくつかのポイントを押さえることで、グッと安心につながります。大切なランドセル選びで後悔しないために、次の5つをチェックしてみてください。
重要ポイント5つ
* 軽さと強度を両立した素材を選ぶことが大切である
* 背カン・肩ベルト・大マチなど壊れやすい部分に補強があることが望ましい
* ランドセルを長持ちさせるためには正しいお手入れと使い方の工夫が必要である
* 保証内容は「6年間あるか」だけでなく「対象範囲と対応力」が重要である
* コスパと耐久性のバランスが取れたランドセルこそ、親子で納得できる選択である
家族みんなが納得して選んだランドセルは、お子さまの毎日に自信と笑顔を与えてくれるはずです。
「このランドセルにしてよかった!」そう思える日を迎えるために、今日から少しずつ、選び方を見直してみませんか
投稿者プロフィール

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日本で鞄と言えば豊岡。一流ブランドを製造してきたカバンメーカーがランドセルをつくる。バッグを作り続けてきたからこそできる技術や考え方で、どんな子にも使いやすく快適な「半歩先行くランドセル」を作ります。
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