ランドセルのブランドメーカー10選！工房とメーカーの違いや特徴とは？
ランドセルは、小学校に入学した子どもが6年間背負って学校に通うことになるので、良い物を買ってあげたいですよね。
ママやパパが何の情報収集もしないまま、とりあえずランドセル売場に行って購入したり、適当にネットで買ってしまい失敗してすることが多いようです。
ランドセルは、種類がたくさんありすぎますから、どれを購入したら良いのか迷ってしまうママやパパは多いです。
悩んだり迷ってしまうママやパパは、親子で時間をかけて人気のブランドメーカーのランドセルを検討し、評判や口コミを参考にしながら購入することが大切です。
今回は、ランドセルの人気ブランドメーカーまとめや、ランドセル選びの注意点、工房系・メーカー品の特徴や違いなどについて解説します。
人気ブランドメーカーのランドセル購入は最新情報のチェックが大切
人気ブランドメーカーのランドセルの販売日程は、毎年変わるので最新情報はブランドメーカーのホームページで確認するようにしてください。
去年は、この時期に売っていたから今年も同じだろうと、安易に考えてしまうとお目当てのランドセルがまだ販売していなかったら良いですが、早々に売っていて既に完売している可能性もあります。
人気ブランドメーカーのランドセルは、最新モデルも発売されるので常に情報を追う必要があります。
小学校に入学前の子どもは、ランドセルに関して深く知っている子は少ないですから、ママやパパがしっかりとランドセルの種類を把握し知識を蓄えましょう。
あまりランドセルの種類を理解していなかったり、知識が無いまま買おうとすると、日々、小学校にランドセルを背負って通学する子どもの身体や使いやすさまで共感できないかもしれません。
そのため、ママやパパ好みのデザインやカラーなどを重視して購入してしまいやすくなりがちです。
両親が一方的に、子どものランドセルを買うのではなく、親子で購入時期に余裕をもって楽しくラン活ができるようになることが理想です。
ランドセルを買う時は1つの人気ブランドメーカーに絞ることが大切
今、年中組の子ども達はランドセルには色々な種類やカラーがあって、選択肢が豊富にあるのを知らない子どもがほとんどでしょう。
ランドセル選びをスムーズに進めるのなら、アレもコレも良いかもと比較しすぎるのは良くないかもしれません。
比較しすぎることで、検討の時間がかかり購入したいランドセルが決まった時には、既に売り切れていたりお得に買うチャンスを逃してしまう恐れがあります。
ですので、ランドセルを買う時はできるだけ1つの人気ブランドメーカーに絞ることがおすすめです。
人気ブランドメーカーのランドセルを、1つのメーカーだけに絞ることができたら、製品カタログを自宅に届けてもらって、最新情報をチェックしましょう。
ランドセルで男の子＆女の子に人気の色を紹介
ランドセルを選ぶ時は、男の子と女の子は色を気にしますよね。
昔は、カラーの選択肢が少なくて暗黙の了解のような感じで、男の子は黒色、女の子は赤色でした。
今は、ランドセル選びの選択肢が広がり、カラーバリエーションやデザインが豊富になりました。
以下のようなカラーが、男の子と女の子に人気の色になっています。
男の子に人気の色
ランドセル購入に関する調査 2022年
引用：ランドセル工業界 「ランドセル購入に関する調査 2022年」
今の男の子が好きなランドセルの色は、「黒色・青色・紺色」だと言われています。
上記の色のランドセルは、人気がでてすぐに売り切れて買えない可能性がありますから、購入を考えているママやパパは早めに行動した方が良いでしょう。
女の子に人気の色
ランドセル購入に関する調査 2022年
引用：ランドセル工業界 「ランドセル購入に関する調査 2022年」
女の子は、可愛いらしいいカラーが好きな人が多いですよね。今の女の子は、ランドセルも可愛い色を求めがちです。
「赤色・紫色・桃色」などの色が人気だと言われています。
ランドセルの工房系とメーカー品の違いとは？
販売しているランドセルは、イオンやニトリなどの「ブランドメーカー」だけではなくランドセル製造から販売まで行う「工房系」と呼ばれる物もあります。
ブランドメーカー品と工房系のどちらを、選んだら良いのか迷っているママやパパも多いはずです。
ランドセルの種類はたくさんあるので、迷うのも無理はありません。
工房系、ブランドメーカーのどちらのランドセルもあまり安すぎるモデルを買わなければ、十分、耐久性に優れた製品はたくさんあります。
子どもが6年間、小学校で使用する物ですから途中で買い直すよりも、最初に購入したランドセルが長持ちした方が金銭的な負担も少ないですよね。
ここではより具体的に「ブランドメーカー」と「工房系」について解説していきます。
ランドセルの工房系の特徴とは？
- 一つ一つを職人が丁寧に手作りで生産している
- 高級感とデザイン性の高さが人気
- 年間に生産できる数に限りがある
人気の工房系のランドセルはラン活に熱心なママやパパほど、早く購入していくので購入時期やタイミングを逃すと入手できない可能性があります。
大量生産ができない工房系のランドセルは、周囲の人とかぶりにくいのも特徴ですので、周りと同じ物は嫌だという親子におすすめです。
せっかく子どもが6年間、使い続ける物だからこそ個性があるランドセルを子どものために購入してみてはいかがでしょうか。
工房系の物は、拘りのあるパーツやポイントなども各ブランドによって特色がありますから、子どもにあったランドセルを選びやすいです。
ラン活をしているママやパパの中にも、人気のブランドメーカー品以外の選択肢があるのを知らない人もいます。
今後は、工房系のランドセルの知名度もどんどん高くなっていくはずですので、お買い得な買い物ができるのは今のうちかもしれません。
そして、工房系のランドセルは、本革仕様の物がメインです。
本革の素材は、工場で大量生産するのは難しく、やはり熟練した技術やノウハウを持っている職人の手で丁寧に仕上げる必要があります。
人工皮革のランドセルも販売していますが、本革製品よりもカラーバリエーションやモデルは少なめです。
ですので、本革の素材や周囲の人とかぶりにくいのもという縛りが無い人は、人気のブランドメーカーの物を選ぶのをおすすめします。
ランドセルのメーカー品の特徴とは？
- 工場で大量生産している
- さまざまな店舗で販売・試着ができる
工場で大量生産していると言っても全ての製造工程で機械が担当しているとも言い切れません。
大手ブランドメーカーのランドセルの中には、職人の手が加えられえて作られている工程もあります。
ランドセルのブランドメーカー品は、職人技の伝統を守るのではなく、製品そのものを進化させているので機能がとても優れている物が多いです。
また、ブランドメーカー品は、子どもが小学校に入学する直前の3月頃まで在庫があるところが多く、いつでもランドセルを買いやすいのでしょう。
最新モデルや数量限定商品、人気の物などは販売後はすぐに完売してしまう傾向があるので注意が必要です。
人気こだわりのランドセルメーカー
rikomon(リコモン)ランドセル
リコモン(Rikomon)は、兵庫県豊岡市の株式会社タカアキが出しているランドセルブランドです。
兵庫県豊岡市は日本でカバンの生産量が最も多い所で、カバンの質の高さに定評がある場所です。
株式会社タカアキは有名ブランドの鞄の卸業者を行なっていることもあり、「工房系」でありながら比較的安定したランドセルの供給が可能となっています。
「リコモン」は、但馬地域の方言『りこもん（お利口さん）』に由来しており、「素直で思いやりを持って周りを喜ばせる子、気になることをどんどん追求する好奇心旺盛な子、将来の夢や好きなことに向かってチャレンジする子」になってほしいという願いが込められた名前だそうです。
https://biocafe-blog.com/rikomon-randsel/
引用：BIOCAFE様
中村鞄
有限会社 中村鞄製作所は手作りランドセルの製造や販売を行う企業として1960年（昭和35年）に設立されました。素材は全て国産にこだわり、東京都足立区の公式ブランドにも認定されています。
創業から東京都足立区、江北にある工房でランドセル作りを行っており、機械化が進んだ現代でも、職人による手作業で制作し続けています。工房はお子さまと一緒に見学することもできます。
https://randoseru-kyousitsu.com/nakamura/
引用：ランドセル教室様
池田屋
静岡県に本拠地を置く池田屋は、親世代から長年愛され続ける老舗ブランドです。「子ども思い」をモットーに、シンプルで飽きのこないデザインと安心・安全なランドセルを作り続けています。
業界一子ども思いの6年保証は、故障の理由に関係なく無料で修理、修理不可の場合は新しいランドセルと交換してくれるので、元気いっぱいの男の子におすすめなブランドです。
https://randoseru-kyousitsu.com/ikedaya/
引用：ランドセル教室様
鞄工房山本
- 奈良（本店）、銀座、表参道にショールームを構える。
- 人工皮革・牛革は15色以上、コードバンは5色以上のカラーバリエーションに加えて「夢こうろ染」の特別仕様も。
- 標準サイズよりもマチ幅を1～2㎝広くしているため、A4ファイルもすっぽり入る。
- 側面に樹脂芯材を入れて型崩れを防ぐほか、特に傷みやすい角には、職人の伝統技術でキザミを入れて耐久性を高めている。
- 素材にあわせたコーティングを施すことで、深い傷がつきにくく、防水効果も備える。
- 反射テープや保護素材付きの金具など、細部まで子どもの安全に配慮されたつくり。
https://minhyo.jp/kaban_yamamoto
引用：みん評様
盛田
盛田のランドセルの注目モデルは「ファイテンリラックス」で、トップアスリートも愛用するファイテン社とコラボしたランドセルです。
全体的にシンプルなデザインのモデルが多いものの、機能性が充実しています。
盛田のランドセルの特徴
- ファイテン社とのコラボ「リラックスランドセル」
- 調節できるサイドポケット
- 購入特典が充実
- 小マチが最大5㎝まで伸びるモデルあり
- ランドセルの貸出サービスあり
https://www.randoseru-report.com/morita/
引用：ランドセルの通知表様
セイバン
セイバンは国内大手の老舗ランドセルメーカーで、「天使の羽」ブランドとしても、テレビCMやインターネット広告などで広く知られています。
日本の職人技が詰め込まれたセイバンのランドセルは、背負いやすさ・快適さ・頑丈さなど、機能面でも業界トップクラスです。
実際に「子どもの姿勢が良くなった」をいう口コミも多数あり、また、体への負担が少なく軽く背負えるランドセルとして小児科医も推奨しているほどです。
https://biocafe-blog.com/seiban-randsel/
引用：BIOCAFE様
キッズアミ
「キッズアミ」は1948年創業の老舗メーカー「ナース鞄工 株式会社」のランドセルブランドです。
例えば、昭和33年にランドセルとして初めて文部大臣賞を受賞するなど、高い技術力に定評があります。
正統派モデルはもちろん、個性的な横型タイプやデニム素材など、他の大手ランドセルメーカーではなかなかみつからないバリエーションにも力を入れています。
他社にように大々的な宣伝をしないため、知る人ぞ知る信頼のブランドです。複数の有名ブランドのOEM製造（委託生産して他社ブランドとして販売する方法）を受けるほど、高い技術力が認められています。
https://biocafe-blog.com/kids-ami-randsel/
引用：BIOCAFE様
フィットちゃん
フィットちゃんのランドセルは、シリーズやカラーの種類の豊富さも魅力の1つ。
2023年度はなんと、全190種類・50色ものランドセルから選べるのです！女の子モデルでは、他社ブランドでなかなか見られない白のランドセルや、女の子のための黒ランドセルが。
男の子モデルでも、ゴールドやシルバーのメタリック調カラーの珍しいランドセルがあります。どんなお子さんの希望にも沿うことが出来る充実のラインナップです。
これだけ種類があれば、子どもと保護者で別れてしまいがちな意見をすり合わせながら、納得できるランドセルを選べそうですよね。
https://randoseru.kochinews.co.jp/fit-chan/
引用：ランドセル博士様
ララちゃん
ララちゃんランドセルは30代の親世代から続く老舗ランドセルメーカーです。ラインナップは少ないものの、6万円台と通常モデルと変わらない価格でオーダーメイドランドセルを作れることで人気があります。
オーダーメイドのランドセルは、ハート柄・リボン柄などが多く、どちらかというと女の子向けのデザインが多いです。
https://randoseru-kyousitsu.com/rarachan/
引用：ランドセル教室様
アーティファクト
ARTIFACT（アーティファクト）とは、日本語で人の手によって作られたもの’を意味し全工程を機械で制作することができない、ランドセルの真髄ともいえます。
１つ１つの工程を丁寧に仕上げ、最高の品質を低価格に抑えたいARTIFACT（アーティファクト）はハイグレードブランドです。
ラインナップは男の子向けα（アルファ）とβ（ベータ）女の子向けδ（デルタ）の３つのみ。カラーバリエーションは２、３色展開です。
https://www.midnight-diamonds.com/artifact.html
引用：2023年ランドセル人気比較ランキング様
どの人気ランドセルメーカーにしようかを検討中の方
最近は、子どもが年中さんの頃から、親子でラン活に取り組んでいる家庭が増えてきました。
子どもが小学校に入学する2年も前から、人気ブランドメーカーのランドセルの口コミや周囲の評判、SNSなどを活用しながら情報収集に力を入れているママやパパが多いです。
ラン活に熱心な親子ほど、ランドセル選びにこだわりをもっていると言われています。
ランドセルの付属品や細かなパーツを気にする方は、個性が活かせる工房系のランドセルが良いです。
それほどこだわりが無いという方は、人気定番のブランドメーカー品を検討してみてはいかがでしょうか。
人気定番のランドセルは、実際に手にとったり使って見て親子で満足したという良い口コミ、評判が多く出ている物ばかりなので安心して購入しやすいです。
男の子と女の子では、ランドセルを使う時に重視するポイントが違うので、ママやパパが勝手に子どものランドセルを選ぶのではなく、親子で話し合って決めることが大切です。
まとめ
ランドセルは、色々な種類があり毎年、各ブランドメーカーから続々と人気最新モデルも発売していますからママやパパは、どれを購入したら良いのか悩んだり迷ったりしやすいです。
子どもが、小学校に入学して6年間、背負い続ける物ですから、間違いないランドセルを購入したいですよね。
大量生産が可能な、ブランドメーカーランドセル、職人の手による高級感ある仕上がりで生産数に限りある工房系のランドセルは、それぞれ特徴に違いがあります。
親子でしっかりと、ランドセルの情報収集や比較をしながら最適な商品を買われてください。