ランドセルの相場はいくら?価格や購入平均額を解説。

ランドセルの相場はいくら?価格や購入平均額を解説。

ランドセルの相場はいくら?価格や購入平均額を解説。

最近のランドセルはパステル調のランドセルや様々な刺繍がされたものなど特徴的なものがたくさんありますよね。少子化が社会的な問題になるほど子供の数がへる一方、ランドセルの価格(値段)は、年々、高くなっています。新しいランドセルブランドが増え、デザイン性の高いランドセルが多く販売されていることが原因の1つのようです。実際にランドセルの平均的な相場や、価格帯によってのどのような違いがあるのかなど解説していきます。

ランドセルの価格(値段)相場はいくら?

2000年ごろまではランドセルの価格は35,000円程が平均価格だったのですが、この20年で多くのブランドがランドセルの販売に踏み切っていることなどが要因に挙げられます。

近年のランドセルは価格が低い=品質が悪いということではなく、どのランドセルも6年間耐えられる品質を担保した上で、「価格」を重視するか、「デザイン」を重視するのかの違いで価格差が生まれています。

ランドセルの購入相場はいくら?

ランドセル購入金額

ランドセル工業会「ランドセル購入に関する調査2022」

2022年のランドセルは55,000円~65,000円の金額で購入したご家庭が多いようです。

デザイン性の高いランドセルが多く販売される昨今では、ランドセルメーカーの販売する低価格たいのランドセルより工房系のブランドが販売するランドセルの人気が高いことが購入価格の高騰につながっています。

工房系のブランドが販売するランドセルは、販売数が限られているため、入学1年前の2月ごろから「ラン活」と呼ばれる情報収集を始める親子が多いです。

お気に入りのランドセルを購入するには早めの準備が必要ですね。

ランドセルの購入は最初に予算を決めよう

ランドセルを購入する際にランドセルの価格(値段)を見ると、その金額が高めなのか安いのかがイマイチ掴めないことがあります。

自分の頭の中に、ブランドの種類や価格(値段)があまり揃っていないので、価格について判断することが難しくなります。

多くのランドセルメーカーでは、「最低限の機能で価格を抑えたモデル」や「機能は豊富だが価格が高いモデル」まで数種類のランドセルを取り揃えています。

そのため、価格帯も様々です。前項目にあげた「価格相場」と「購入相場」を確認した上で購入予算を決めておくことでランドセル選びがよりスムーズに進められます。

ランドセルの価格帯で低~高価格の違いを解説

ランドセルのブランドメーカーは、100以上もあるのでその中で良い物を選ぶのはかなり労力がいります。

ここではランドセルの価格帯でどのような違いがあるのかを解説していきます。

低価格帯(~30,000円程度)のランドセル

低価格のランドセルの特徴として次のような特徴が挙げられます。

  • 展示品や型落ち
  • 人工皮革を使用した軽量タイプ
  • 海外製品・格安ブランド

3万円以下位の低価格のランドセルは、必ずしも悪いものばかりというわけではないですが、「生産地」や「素材」には十分に注意しましょう。

ランドセルは子どもが荷物を運ぶというだけの機能ではなく後ろに転倒した際に後頭部を守ってくれるなど安全面でも有効と言われています。

子どもが小学校に入学してから6年間も使い続けるのものなので、耐久性・防水性・安全面など総合的に判断しましょう。

平均価格帯(35,000円~60,000円程度)のランドセル

平均価格帯のランドセルの特徴として次のような特徴が挙げられます。

  • 人工皮革や牛革(本革)の素材
  • デザインが豊富
  • 職人の手縫いで製造
  • 耐久性が高い

約4万円~6万円の価格帯ではデザインを重視してランドセルを選びましょう。

「お気に入りの色があるか」「かわいい刺繍がついている」「チャックが開けやすい」などブランドによってさまざまです。

基本的に耐久性・防水性・安全面が不十分なことはないので安心して利用ができます。

高価格帯(60,000円 ~)のランドセル

高価格帯のランドセルの特徴として次のような特徴が挙げられます。

  • コードバン・牛革など本革素材を使用
  • 国産品
  • 刺繍などのデザインが豊富
  • 1点ずつ職人の手縫いで製造
  • オーダーメイド
  • ハイブランド

6万円以上の価格帯では刺繍やブランドを重視して選ぶかたが多いようです。

「お気に入りのブランド」や「オーダーメイドで世界に1つだけのランドセルが欲しい」など6年間使うものだからこそのこだわりがあると思います。

ラン活に熱心な親子やランドセルにこだわりを持っている人が買い求める傾向があります。

まとめ

ランドセル選びは、ブランドメーカーが100以上あるので、良い買い物をするのは簡単ではありません。

あまりにも激安品には手を出さないようにすることが重要です。

また、素材やデザインなどこだわりたい部分は十分にこだわって選びましょう。

予算を決めた上で、子どもの好みの色や使い心地を親子で相談しながら決めてはいかがでしょうか。