子供に携帯を持たせるべき?必要性と持たせ方 | 豊岡鞄 日本製ランドセル Rikomon

子供に携帯を持たせるべき?必要性と持たせ方

子供が狙われる犯罪が増えてきた昨今、携帯電話を持たせるご家庭も増えたかと思います。
ですが、逆に持たせることの方が危険だ!と感じている方もいると思います。
そんな子供に携帯電話を持たせる時の注意点、必要性などを今回はご紹介いたします。

我が子を巻き込む犯罪

犯罪の種類


画像:https://www.ac-illust.com/main/detail.php

最近、日本では小学生が犯罪に巻き込まれる件数が増加しています。
小学生ということもあり年齢が低いため、被害に遭った本人は心理的にも深い傷を負ってしまうことが多く、社会問題として大きな注目を浴びています。

小学生が巻き込まれがちな犯罪としては、誘拐事件が挙げられます。
子供たちは元気に公園や登下校の道で遊んでいるだけで、いつでも誘拐事件に巻き込まれる危険性があります。
言葉巧みに子供たちを誘惑し、私たちから大切な子供たちを引き離します。
いくら近所で遊ぶとはいえ、保護者は常に注意を払う必要があります。

他にも小学生が巻き込まれるほかの犯罪としては、性犯罪、詐欺被害、電子デバイスが復旧した近年では、インターネットウィルスを使った犯罪等もあります。
子供たちは危険な状況に、ただならぬトラウマを抱えたり、信頼失墜による家族関係の悪化も出てくることが懸念されます。

また、加害者は大人だけではありません。
小学生が巻き込むことだってあるのです。それは「いじめや暴力行為」です。
学校内でのいじめは、場所や時間を選ばず、常に存在しています。
いじめの被害者は生活や学業に支障をきたしたり、自殺に至るケースも少なくありません。
そのため、学校は積極的な対策を取る必要があります。

犯罪件数

日本における小学生の被害数を見ると、時期や地域によって差はあるものの、全国的に増加傾向にあります。
刑法犯の罪種別年齢別被害認知件数の令和2年のデータによると、0〜12歳までの子どもたちが被害にあった犯罪の認知件数は、8788件と言われており、その中でも、0〜5歳の子どもが被害にあった件数が751件であったのに対し、6〜12歳までの小学生にあたる子どもは、一気にその10倍以上の8037件まで増えているという結果が出ています。
これはあくまでも被害認知件数であり、もっと軽いもの、未遂のものも合わせれば、もっと件数は跳ね上がると思われます。

結局、登下校などで1人になる時間ができてしまうようになる小学生は犯罪に巻き込まれる確率がグッと上がってしまうのです。
入学を機に犯罪に巻き込まれるかもしれないという危機意識を高めておかなければなりません。

子供たちは社会人と同じく、法律が守られた安全な生活を送る権利があります。
政府や社会全体が、小学生を含めた全国民の安全を守るために、効果的な法律施行や教育活動などが必要とされています。
小学生が携帯電話を持つ割合
まず、子供たちに携帯電話を持たせる理由としては、「何かあった時にすぐに連絡ができるようにするため」や「塾や習い事等のお迎えの時間がわかるように」などご家庭によって様々ですが、今や小学生でも携帯電話を持つことが何も不思議じゃない世界になりました。
中には「携帯を持つには早すぎる」といった意見や、「もしもインターネットから教育に悪い情報を見ていたらどうしよう」など不安になる人もいると思います。

総務省の調査では2021年度の時点で小学生のスマホ所持率は53.4%という結果がでており、2人に1人の小学生はスマホを持っていることになります。

携帯電話を持たせる時の注意点

メリット

①安心感がある

子供たちが今なにをしているか、何かあった際に即座に、親や塾や習い事の先生へ連絡が取りやすくなります。
また、連絡が取れることにより、学校や塾、習い事の帰りの時間など、親が安心して待てるようになります。

②学習面での助けになることがある

スマホには検索機能があるため、調べ物ができます。
宿題についての調べ物やテスト勉強に役立てることができます。
また、学習アプリをダウンロードすることにより、問題集やタブレット端末を購入するよりも低コストで教材購入が可能です。

③コミュニケーションの機会が増える

同じ班の生徒や学年の生徒とSNSなどで繋がり、友達や先輩などとのコミュニケーションが取れるようになります。
その結果、人と話すことが好きな子は積極的に会話をすることができ、人見知りをする子も、スマートフォンを通して会話を進めることで、自己表現の場を手にすることができます。

デメリット

①暴力的なメディアに触れる機会がある

スマホに搭載されているインターネット検索機能を通じて、暴力的な映像や画像を入手することができます。
また、SNSなどで暴力的な画像や動画が拡散されてしまう可能性もあります。
また、暴力的なゲームをダウンロードすることも可能です。

②ストレスを引き起こす可能性がある

スマホを持っている友達が多ければ、持っていない子どもたちは同調圧力によって、無理にスマホを持たせる環境を心理的にも身体的にも強いられます。
また、SNSで自分が「いいね!」をもらえない、拒絶されるなど、ストレスを感じることがあります。

③目に悪い影響を与える可能性がある

スマホ画面の視認距離が近いため、目の負担を強いる可能性があります。
また、夜遅くスマホを利用することで、睡眠不足をきたすことがあります。

注意点

子供がスマホ、携帯電話を持つことはとても便利ではありますが、危険なこともわかりました。ですが、見てみると、ネットに繋いでいるからこそ起こる危険性が大半だということがわかります。
近年では、ネットに繋がず、メールと電話しか使うことができない設定にすることができ、本当に連絡用として携帯を持たせることができます。
これにより、ネット上でのトラブルや犯罪に巻き込まれる危険性を減らすことができます。
調べ物等があれば親の携帯電話、家のパソコン等、親の目が届きやすい範囲でインターネットに関わらせましょう。

携帯電話withランドセル

登下校に携帯電話を持たせたいが、学校で持ち込みが禁止されているというところも多いかと思います。
とはいえ、不安だから学校に相談して持たせているというご家庭、そもそも持ち込みが許されていて持たせているご家庭、それぞれあるかと思いますが、どのようにして持たせていますか。

ランドセルの中にそのまま入れておく持たせ方をしていると、もしもの時にすぐ出せないことがあると思います。
そんな時にすぐ取り出せて持ち運びも便利になるのが、「携帯ケース」です。

ランドセルに取り付けることのできるタイプの携帯ケースは、すぐに操作することもできれば、無くすことの防止にもなり、様々な点で利点がたくさんあります。

今では防犯ベル付きのキッズケータイもあり、そのままランドセルを背負ったまま防犯ベルを鳴らすことも可能です。

携帯ケースを選ぶ際の注意点

首から下げるものはNG

ネックストラップ型の携帯ケースもありますが、子供たちが首に下げたまま遊んだ場合、どこかに引っかかってしまい首が締まってしまうことや、ストラップとスマホの接続部分が壊れ、どこかに携帯が落ち紛失してしまうということがあります。

蓋があり簡単に取り出せるもの

いざという時に取り出しにくいケースだと本末転倒です。
マジックテープやボタンなどでしっかり固定できるものだと子供たちも使いやすいです。

撥水・防水加工がされているもの

多少の雨や、水濡れからも守ってくれるようなものだと急な雨にもどろんこになって遊んでも安心できます。
どこで遊んでくるかわからない子供たちだからこそあった方がいいポイントですね。

おすすめ携帯ケース3選【Googleショッピング】

ハッピークローバー 防犯ブザーケース phonecase


画像:https://www.amazon.co.jp/

デザインはとてもシンプルなので成長して思春期に入った子供たちでも使い続けることができるものとなっています。
またベルト色になっているので、ランドセルに巻き付けることもできますし、カラビナでランドセルの横に取り付けることも、腰のベルトにつけることもできます。

ラミネートキッズ携帯ケース&リールキーケース


画像:https://www.creema.jp/item/13615909/detail

鍵をしまうポケットもあるので鍵を持たせることもできます。
こちらもマジックテープでランドセルの肩の部分に取り付けることが可能です。
簡単に携帯も鍵も取り出すことができ、便利なケースです。

デビカ ランドセル用ポーチ エブリデイポーチ


画像:https://www.monotaro.com/p/5889/8736/

通学の電車やバスの交通系パスも中に入れることができます。
携帯とパスどちらも持たせなければいけないお子さんにはとても便利です。
キッズケータイに付いている防犯ベルの紐を出す穴もあるので、もしもの時にすぐに鳴らすこともできます。

まとめ


画像:https://www.photo-ac.com/main/detail/3569031

スマートフォンは使い方によっては誰かを傷つけてしまう、犯罪に巻き込んでしまう武器にもなり、自分自身を守る、誰かに助けを求めることができる盾にもなります。
小学生のお子さんに持たせることが不安な親御さんは、お近くの携帯ショップなどで親子のスマートフォン使い方口座等を開いているところを見つけて参加するのもいいかもしれません。
子供たちが自分自身を守るためにも、親御さんが安心するためにも、ぜひ一緒にスマホ選び、そして携帯ケース選びをしてみてください。