ランドセルの修理ってどうすれば!方法と費用
いくら大切に使っていてもいつかはどこかが壊れてしまうランドセル。
あと一年だけなのに、、、そんな時に壊れてしまったりしたらあなたはどうしますか。
購入金額が高かった分、修理も結構かかってしまうイメージはありませんか。
今回はそんな修理の疑問のあれやこれやを解決していきます。
費用について
メーカー保証
冒頭でも少しお話しましたが、6年間大切に使ってきてもうすぐ卒業なのに!という時に壊れてしまって買い直しとなったら、立ち直れませんよね。
特に気にならない傷や汚れであればそのまま使い続けられますが、そもそも背負えなくなってしまったり、ものが入らなくなってしまってはどうしようもありません。
ですが、だいたい、どのメーカーのランドセルを購入しても、メーカー保証がついているため、保証が適用されれば基本的に修理は無料でメーカー側がやってくれます。
保証の範囲ですが、初期不良はもちろんのこと、使っているうちに刺繍の糸がほどけてきてしまった、金具が取れてしまったなどの故意による破損ではないとされたものは保証の範囲内で修理することができます。
保証が適用されないもの
しかし、中には保証が適用されないものもあります。
それは以下のような場合です。
- ・はさみやカッターなどで出来た故意的なキズ
- ・油性ペンによる落書き
- ・加重や衝撃による型崩れ
- ・・加重や衝撃による型崩れ
- ・成長によるサイズ交換
- ・保証期限が切れてしまったランドセル
総じて言えるのは、「故意な破損」であると認められた場合は保証が適用されないことがあります。
また自己都合の交換なども受け付けられません。
保証書を紛失してしまった場合は、購入したメーカーに購入履歴が確認できた場合のみ、問い合わせをして事情を説明したら無償で修理をしてくれることがあります。
無くしてしまったとしても慌てず、まずは問い合わせてみましょう。
保証外の修理の場合
画像:https://www.ac-illust.com/main/detail.php
では、保証外となってしまった場合、どうすればいいのでしょうか。
実はそういった場合にも対応してくれるリペアショップが各地にあります。
もちろん有償にはなりますが、持ち込めば修理をしてくれます。
破損箇所、修理したい箇所によって値段が変わるのですが、大体の相場として10,000円以内で修理をすることが可能です。
取り替え交換になったとしても同様の金額でできることがほとんどです。
ですが、あくまでも相場なので、お近くのリペアショップに依頼する際は価格表の確認を忘れずに行ってください。
修理依頼の流れ
画像:https://www.ac-illust.com/main/detail.php
修理する際ですが、まずは購入したメーカーに相談しましょう。
そこからメーカー側でフローを教えてくれますが、大体は郵送しての依頼になるかと思います。
一部では持ち込みのメーカーもあります。
だいたいどのメーカーも1ヶ月ほどの修理期間があり、その間は無料で代わりのランドセルを貸し出してくれます。
しかし、中には使っているランドセルに強いこだわりがあるお子さんもおり、別のものを使うくらいなら修理に出さないでほしいとお願いをされることもあるようです。
なので修理依頼を出す際は親子でしっかり話し合って決めてください。
自分で修理する場合
肩ベルト
肩ベルトは1番負荷がかかるところであり、よくちぎれてしまうことがある部分です。
そんな肩ベルトは自分で直す方法があります。
・糸がほつれただけの場合は、ほつれた箇所をPEラインで縫い直して、糸を瞬間接着剤でつけてしまえば簡単に直すことができます。
・ベルトがちぎれてしまった場合は、革用ボンドでベルトを貼り合わせ、その上からPEラインで縫い合わせていきましょう。その後、瞬間接着剤で固定してあげれば修繕完了です。
革が固いので、針が通らない場合は千枚通しで穴をあけて縫っていきましょう。
ただし、今ご紹介した修理方法は、あくまでも応急処置。
完全に直ったわけではなく、せいぜい1年程しか保つことはできません。
傷の修復
コートバン
馬革はかなり強靭な革材のため、傷つくことはほぼありませんが、もし傷ついた場合は、コートバン用のオイルやクリームをコットンで気づいた場所に付着させ、手早く塗り広げた後、乾かないうちにタオルなどで拭き上げましょう。
ただ、艶が出てしまうような仕上がりのクリームが多いので、マットなデザインのランドセル等では逆に目立ってしまうので気をつけましょう。
クラリーノ
少しの傷の場合、油性ペンで直すことができます。
同じ色の油性ペンでなぞってあげることで傷を隠すことができます。
ただし、同じ色でなければかなり目立ってしまうので要注意です。
牛革
こちらも牛革専用のクリームがあるのでそのクリームを使います。
牛革の場合は専用のスポンジで傷の部分をポンポンとたたき、乾いた柔らかいタオルで拭きあげます。
それでも目立つ場合はランドセルの色より少し暗い牛革専用の補修用マニュキュアを使いましょう。
リュッセルだったら
画像:https://rikomon.com/more
Rikomonランドセルのリュッセル、「MORE」の場合は、1番傷がついたら目立つカブセの部分が取り替え可能になっているので、気になるほどに傷ついてしまった場合は取り替えて新品同様に使うことができます。
周りもリュックと同じナイロン素材なので傷がつきにくく、目立ちにくいという利点があります。
お子さんがわんぱくで、大切なランドセルをたくさん傷つけてしまうかもしれないという心配がある方はリュッセルという選択肢を増やしてみませんか