ランドセルいじめ?親から見えない子供たちの世界 | 豊岡鞄 日本製ランドセル Rikomon

ランドセルいじめ?親から見えない子供たちの世界

みんなが憧れるランドセル。新しい学年が始まると、子供たちは嬉しそうにランドセルを背負って学校に行きます。しかし、最近、ランドセルの色によっていじめが起こるという問題が取り沙汰されています。

ランドセルの違いからくるいじめ?


画像:https://www.photo-ac.com/main/detail/26283103

ランドセルと聞いて皆さんが思い浮かべるのは画像のような一般的な学習院型ランドセルだと思います。
どこか固定概念で男の子は黒、女の子は赤というイメージがありますが、お下がりで使っているんだという場合などは色は選べず、男の子でも赤色、女の子でも黒色を背負うことは全然あると思います。実際に私の姉は黒色のランドセルで登下校をしていました。
しかし、どうしてもその固定概念が抜けない限り、子供たちの中では「違和感」が出てきてしまいます。
そしてその違和感は徐々に「みんなと違う=変」という考え方に変換されてしまいます。

また、定番の青や赤でも、特定のブランドのものを背負っている子がいる場合、「偽物」と言われたりすることもあります。

これらのいじめは、被害者の心に傷を残すばかりか、学校や家庭での学びにも支障をきたす可能性があります。
ピンク色のランドセルを愛用する男の子が、からかわれ続けて学校に行きたくなくなると、学力や人間関係に影響する可能性があります。

まず大前提にお伝えすることは「そんなことは全くありません」
ですがもし、周りでそんな子がいた時に、自分の子供を守るためにもポイントを確認しておきましょう。

いじめに繋がるポイント

ランドセルの色

例えば、男の子がピンク色のランドセルを背負っていると、「女の子みたいだ」とからかわれたり、女の子が黒色のランドセルを背負っていると「不良みたい」と陰口を叩かれたりすることがあります。
茶色系統のランドセルを背負えば、汚い色だと罵倒されることもあるそうです。
傷つきやすい繊細な子供たちだからこそ、そんな少しの一言でランドセルが嫌いになって学校に行きたくなくなる可能性もあります。

デザイン・素材・ブランド

少し高めのブランド品のランドセルや、本革をふんだんに使ったデザインのランドセルなど、高級感のあるランドセルはいじめの対象になることは少ないのですが、中にはなるケースもあります。
例えば、あまりにも本革の見た目が強く、気持ち悪がられてしまう場合や、変わった色などで避けてしまう場合があります。

価格帯

逆に価格帯のとてもやすいランドセルなどは、いじめの対象になる可能性があります。
例えば、通っている学校や、住んでいる地域によっては、安い価格帯のランドセルをしようしているだけで、子供ではなく親御さんにいじめのターゲットがいくことがあります。
少し背伸びして価格帯の高いランドセルを買おうとお考えの場合はまず、周りの自治体などで、ランドセルを寄付している団体がないかを確認しましょう。
世界の国々に寄付している団体もあれば、近くの地域で寄付している団体もあるので、まずは各自の近くの自治体で確認しましょう。

以上のことから、気をつける点は様々ありましたが、今度はその対策方法をご紹介いたします。

簡単にできる対策方法

①ランドセルカバーをつける

ランドセルカバーをつけることにより、見た目を簡単に変えることができます。
それだけではなく、ランドセルカバーをつけることで、雨や汚れからも守ることができ、大切なランドセルをより長く美しく使い続けることができます。

ランドセルカバーについてはコチラ

②事前に仲の良い友達と同じデザインのものを買う

幼稚園や保育園から一緒の友達で、同じ小学校に上がる子供たちは多くいると思います。
同じランドセルを選んで登下校すると友情も深まり何より一人じゃないという子供たちの中でも安心感があります。

③大手メーカーのランドセルを選ぶ

無難なランドセルを選んでしまえば、自分だけ違うランドセルになる確率は低くできます。
もし、気になる場合は大手メーカーのランドセル、百貨店などで売られているものを選びましょう。

Rikomonランドセルなら


画像:https://rikomon.com/
Rikomonランドセルの学習院型ランドセル「らしく」では、自分だけのデザインのランドセルを様々な選択肢から選び、作ることができます。
友達とお揃いの素敵な一つを作るのもありかもしれません。
高級感のある「あるま」や、一般的なデザインの「いつも」もあります。
機能性抜群で軽さも追求しているRikomon独自のランドセル、「リュッセル」の場合は、一見普通のランドセルに見えるデザインですが、リュックのような収納の多さ、手入れのしやすさ、軽さや通気性がしっかりしているので、周りとの差をあまり感じず、ワンランク上のランドセルをつかうことができます。

まとめ


画像:https://www.photo-ac.com/main/detail/1228305
子供の目線からは価格帯などはわからないことの方が多く、意外と周りとの差や、いじめなどを気にしてしまうのは大人の方なのかもしれません。
ですが、私たちの知らないところで、子供たちがどんな風に過ごしているか、どんな風に言われているのか、親からは見えない視点がいっぱいで不安になるのもわかります。
では、どうすればランドセルによるいじめを防ぐことができるのでしょうか?
まず、大人たちが人間の多様性を大切にし、子供たちにも同じ考え方を教えることが大切です。
さらに、学校や家庭で、ピンクや黒だけでなく、様々な色のランドセルがあることを認識させることも必要です。そして、もし自分や他の子がからかわれるような場面に遭遇した場合は、一緒に話し合い、解決策を模索していくことが必要です。
では、ランドセルを買う際には無難を選ぶべきなのか?と考える方も多いかもしれませんが、大前提に、6年間ずっと使い続けるものは気に入ったものを使ってください。
親子で決めた最高にかっこよくて、最高に可愛いランドセルは大切な学校生活のアイテムであり、あなただけのものです。
色によって子供たちがいじめられることは、許されることではありません。大人たちは、子供たちの心と身体を守るため、この問題に真摯に向き合うことが求められます。